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掛川市立図書館の未来を描く職員・市民ワークショップの開催を支援

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG、以下弊社)代表の岡本真は総務省の委嘱を受けた地域情報化アドバイザー(http://www.applic.or.jp/ictadviser)として、静岡県掛川市で、掛川市立図書館の未来を描く職員・市民ワークショップの開催を支援しました。

2018年1月26日(金)は、掛川市図書館職員28名を対象に「広げる」セッションと題し、参加者自身がテーマを出し合い、そのテーマについて話し合う、アンカンファレンス方式でワークショップを進めました。「基本的役割」「公民連携(PPP)」「図書館のIT対応」「郷土資料のデジタル化」等、12のテーマがあげられ、参加者同士でテーマごとに議論を行いました。

1月27日(土)は、「詰める」セッションを開催しました。前日のワークショップに参加した職員5名と、話し合われた内容について議論を深化させました。また、翌日の市民ワークショップの際に、図書館として市民のみなさんと対話したい点を抽出する作業を行いました。

1月28日(日)に「混ぜる」セッションとして開催された市民ワークショップには、23名の市民の参加がありました。未来構想のテーマと、そのテーマについて職員で議論したこと、市民のみなさんと共に考えたいことを伝え、参加者のみなさんに関心があるテーマに分かれていただき、対話の場を持ちました。

「だれでも気持ちよく利用できる私たちの図書館」というテーマのグループでは、「報徳の精神や市民力を生かしていくべき」と、二宮尊徳が説き広めた経済思想、経済学説である報徳思想の中心である社団法人大日本報徳社の本社が置かれている掛川市だからこその意見が出されました。

ワークショップの最後に、来年度を待たず今年度中にできることがあれば、市民同士が自発的に集まり話し合う場を持てばよいのではないかという意見が出されました。それを受けて奥野寿夫館長は「今後も市民との話し合いの場を設け、協力や連携を図っていきたい」と話しました。

掛川市では、1927年、大日本報徳社の第二代社長・岡田良一郎(淡山)の生前の業績を記念して「淡山翁記念報徳図書館」が建てられました。市民は行政に頼るのではなく、市民ができることは自ら行う歴史的文化が残る掛川市において、このワークショップをきっかけに、公民連携がさらに活発化することを願ってやみません。

<関連サイト>
・2018年1月28日図書館のあり方を考える市民協働のワークショップ(掛川市)
http://www.city.kakegawa.shizuoka.jp/kohokakegawa/kohoplusone/20180102/20180128tosyokannoarikatawokangaerusiminkyoudounowakusyoppu.html

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淡山翁記念報徳図書館

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掛川市立中央図書館

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1月26日(金)の「広げる」セッション

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1月27日(土)の「詰める」セッション

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1月28日(日)の「混ぜる」セッション