西ノ島町での「コミュニティ図書館と町の未来を考えるシンポジウム」を開催支援

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG、以下弊社)は、株式会社丹羽建築設計事務所(http://www.niwa-archi.com/)と協業して、島根県隠岐郡西ノ島町のコミュニティ図書館基本計画・基本設計・実施設計業務を受託しています。

コミュニティ図書館基本計画・基本設計策定を受け、2017年5月21日(日)にコミュニティ図書館と西ノ島町の未来についてみんなで考えるシンポジウムが開催されました。西ノ島町内外から50名を超える参加者があり、まちに初めてできる図書館への関心と期待の高さがうかがえました。

基調講演には、瀬戸内市民図書館もみわ広場の嶋田学館長をお迎えし、「図書館がひらくまちの未来~瀬戸内市民図書館ができるまで~」と題して、これまで関わってこられた図書館づくりのなかでの住民のみなさんとの本を通じた交流と図書館整備のプロセスについてお話しいただきました。
その後の升谷町長、扇谷教育長、嶋田館長の3者によるパネルディスカッションでは、そのまちらしさをあらわす図書館として「瀬戸内らしさ」「西ノ島らしさ」について意見交換が行われました。

質疑応答では高校生やIターン移住者の方から、西ノ島町だけではなく島前を一体的に考えた図書館ネットワークのあり方等も示唆されました。

今後も引き続き、西ノ島らしさを体現するコミュニティ図書館の姿を目指しながら、同時に隠岐・島前地域とどのように関わっていけるのか可能性を模索しながら、実施計画・実施設計の策定に向け、準備を進めてまいります。

<関連リンク>
▽<5月21日(日)開催> 図書館シンポジウム(西ノ島町のウェブサイト)
http://www.town.nishinoshima.shimane.jp/event/457

▽コミュニティ図書館プロポーザル提案の第2次審査の結果について(西ノ島町のウェブサイト)
http://www.town.nishinoshima.shimane.jp/news/382

<弊社の離島関連の取り組み>
▽ライブラリー・リソース・ガイド(LRG) 第10号で「離島の情報環境」を特集しました。
http://www.fujisan.co.jp/product/1281695255/b/1196964/

▽離島経済新聞社の『季刊ritokei』19号「島の暮らしとインターネット」の「島々仕事人」に弊社代表の岡本へのインタビューが掲載されています。
https://ritokei.stores.jp/items/5836571a99c3cda8d300014a

▽隠岐経済新聞に弊社が実行委員のメンバーを務めた「しまとしょサミット」の記事「隠岐・海士町で「しまとしょサミット」島内外から来場者」が掲載されています。
http://oki.keizai.biz/headline/53/