アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG、以下弊社)の代表である岡本真が、2014年度よりアドバイザーを務めている宮城県の名取市図書館が2018年12月19日(水)にオープンしました。
岡本は、東日本大震災直後から図書館や美術館、博物館、公民館の被災・救援情報サイト「saveMLAK(http://savemlak.jp/)」を立ち上げ、被災地域の各施設の被災情報を集め、必要とされている情報を共有するだけではなく、またsaveMLAKの有志のメンバーと共に現場に入りし、仮設図書館である名取市どんぐり子ども図書室(2012年開館)や名取市どんぐり・アンみんなの図書室(2013年開館)の立ち上げを支援しました。
2014年度以降は、新名取市図書館建設アドバイザーの委嘱を受け、新図書館の整備基本計画(改訂版)策定に関する助言、図書館施設計画検討委員会への助言等を行ってきました。
2011年の東日本大震災の被害を受けた立ち入りができなくなった図書館を復興させたいと、多くの市民のみなさん、そして国内外の支援者のみなさんの想いが集まってできたのが今回の新図書館ではないでしょうか。これからも名取市の過去を残し、いまを見つめ、名取市の未来をつくる拠点となる名取市の図書館にこれからも継続的に関わっていきます。
<関連リンク>
名取市図書館
http://lib.city.natori.miyagi.jp/
「宮城・名取駅前に複合ビル完成 歩行者デッキで駅に直結、被災図書館や公民館など入居」(河北新報、2018-12-20)
https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201812/20181220_12018.html
<関連サイト>
名取市図書館友の会「なとと」の発足を支援
https://arg-corp.jp/2018/06/05/natori-5/
弊社代表の岡本真が新名取市図書館建設アドバイザーに継続就任
https://arg-corp.jp/2018/05/09/natori-4/
名取市で「図書館と協働する市民組織立ち上げに向けた準備会」の開催を支援
https://arg-corp.jp/2018/02/11/natori-3/