日本経済新聞土曜版「何でもランキング」に掲載された「アートな『滞在型』図書館 本の世界に浸ろう」に、アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg)代表の岡本真が協力しました。
この「何でもランキング」は、「ランキング入り候補の選定」と「候補への投票とコメント」という2段階でつくられていますが、今回は「候補への投票とコメント」を行いました。投票は東西に分けて行われ、それぞれ投票した3施設が紙面掲載となりました。
なお、すべてのコメントが紙面に掲載されたわけではないので、以下に岡本がまとめたコメントを紹介します。
須賀川市民交流センター tette:
複数の機能が混ざり合った融合施設であり、もう一つのまちの様相がある。まちだと思って、暮らすように過ごすと地域の魅力がみえてくる空間だ。
※岡本は事業者として整備・運営に関与(継続中)。
北区立中央図書館:
往年のレンガ倉庫を生かしながら、新しい施設とつながる魅力的な空間。公園の緑の空間ともつながり、図書館の印象を変えられる。
小布施町立図書館 まちとしょテラソ:
室内を仕切らず巨大な一室にした意欲的な空間。日が暮れかかった頃合いにぜひ訪れてほしい。「テラソ」という言葉の意味が実感される。
みんなの森 ぎふメディアコスモス:
図書館単体で見るのではなく、施設全体で味わってほしい。特に地域に広がる活動は目を見張る。招聘され、長年着任している名物プロデューサーの存在も大きな魅力。
石川県立図書館:
開館したばかりだが、目下いちばんにぎわっている注目施設。玄人目線だが、地下にある巨大書庫も注目したい。資料の搬出入のしやすさを追求した図書館らしい空間でもある。
※岡本は基本設計に関与。
恩納村文化情報センター:
日本でここを上回る海を望む図書館はない。そして、海の風景は館内にもあり、巧みな演出を図っている司書の姿にも注目。
※岡本は総務省のICT地域マネージャーとして関与。
<関連リンク>
・「アートな『滞在型』図書館 本の世界に浸ろう」(日本経済新聞、2022-09-24)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUD02BEY0S2A900C2000000/
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・日本経済新聞何でもランキング「読書の秋、一度は訪ねたい美しい図書館 東西14施設」に協力
https://arg-corp.jp/2015/11/04/media-11/