アカデミック・リソース・ガイド株式会社(arg、以下弊社)は、弊社で編集・制作する『ライブラリー・リソース・ガイド』(LRG)の第52号(特集「政令市図書館サミットへの招待」)を刊行しました。

昨年の秋に開催された政令市図書館政策プレサミットに続いて、今年2025年秋に開催される政令市図書館政策サミットのためのガイドブックです。当日の議論のために必要な要素がすべて詰まっています。執筆者は全員が政令市図書館政策の現場に関わる顔ぶれで、前例のない特集となっています。政令市に限らず、図書館政策をどう展開していくのかを考える優れた手引きとなっています。
◆巻頭言:
孤立を恐れず、連帯を求めて―「政令市の図書館政策」特集、1年半の軌跡
岡本真(arg)
◆特集:政令市図書館政策サミットへの招待
責任編集:大井亜紀、澤谷晃子、辰口裕美、松尾和美
◇はじめに
政令市図書館政策サミットへの招待状であり、パスポートであり……
岡本真
◇政令市図書館政策サミット特集用語集
◇政令市の図書館の未来を考えるまえに
―政令市とは、政令市図書館とは―
澤谷晃子(大阪市立中央図書館)
◇怒涛の政令市図書館政策サミットへの道
辰口裕美(新潟市立西川図書館)
◇座談会
多様な政令市図書館をつなぐ―シェルパ(サミット委員)の活動はここから始まった
大井亜紀(名古屋市鶴舞中央図書館)、澤谷晃子、辰口裕美、松尾和美(広島市立中央図書館)
◇多様な政令市を比べてみる
外丸須美乃(大阪市立中央図書館)、松永憲明(神戸市外国語大学)
◇政令市の図書館政策
―図書館の未来を言葉にしよう
大井亜紀
◇政令市図書館の明日に何をみるのか?
―政令市図書館をさまざまな視点から探り、次へのステップを模索する!
ディスカッションテーマの提案
松尾和美
◇ディスカッションペーパー 1
「地域」のとらえ方を考える
澤谷晃子、松尾和美
◇ディスカッションペーパー 2
図書館と市民の関わりを考える
岡本真、西尾真由子(大阪市立中央図書館)
◇ディスカッションペーパー 3
多様な職員組織について考える
長谷部絵理(大阪市立北図書館)、畠中由希子(広島市立中央図書館)
◇ディスカッションペーパー 4
政令市の図書館比較について考える
齋藤森都(名古屋市教育委員会生涯学習課)、阪倉真一(堺市立中図書館)
◇ディスカッションペーパー 5
場(サービスポイント)について考える
辰口裕美、外丸須美乃
◇政令市図書館からみた海外大都市の図書館―効率化の優等生はどこへ行くのか
鈴木崇文(名古屋市瑞穂図書館)
◇横浜市会議員と図書館政策
藤崎浩太郎(横浜市会議員)
◇おわりに
政令市図書館政策サミットへの期待とサミット開催後を見据えて
大井亜紀、澤谷晃子、辰口裕美、松尾和美
◆連載:
・「らしさ」の設計論 第9回
汽水域のまち仙台が育む
藤代裕之
・かたつむりは電子図書館の夢を見るか LRG編 第35回
「図書館らしい―らしくない」と「気軽―かたい」
座標上に「本のある空間」をマッピングしてみてもらったら、
「図書館はかたい」と思われているらしいことがみえてきた
佐藤翔
<関連リンク>
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