岡本真・柳与志夫責任編集『デジタル・アーカイブとは何か-理論と実践』、刊行

弊社代表の岡本が共同して責任編集を務めた

岡本真・柳与志夫責任編集『デジタル・アーカイブとは何か-理論と実践』(勉誠出版、2015年、2700円)
http://www.amazon.co.jp/dp/4585200347/
http://bensei.jp/index.php…

が刊行されました。

デジタルアーカイブを巡る卓越した論考が集まっています。ぜひ、ご一読ください。

<目次>

序論 柳与志夫

第1部:アーカイブからデジタル・アーカイブへ
忘れ得ぬ日本列島 国立デジタルアーカイブセンター創設に向けて 影山幸一(アートプランナー)
「誰でも」とは誰か―デジタル・アーカイブのユーザを考える 江上敏哲(国際日本文化研究センター資料利用係長)
デジタル・アーカイブの可能性と課題 古賀崇(天理大学総合教育研究センター図書館学准教授)
アーカイブズからデジタルアーカイブズへ 秋田県デジタル・アーカイブの実践をとおして 山崎博樹(秋田県立図書館副館長)

◎インタビュー:「ナショナル・デジタル・アーカイブをめざして」
長尾真(京都府特別顧問・前国立国会図書館長)
インタビュアー:田村俊作(慶應義塾大学文学部人文社会学科図書館・情報系教授)

第2部:デジタル・アーカイブの条件
図書館における電子図書館サービスの事例(札幌市中央図書館) 浅野隆夫(札幌市中央図書館情報化推進担当係長)
デジタル・アーカイブ構築に当たって考えるべきこと 大場利康(国立国会図書館)
デジタル・アーカイブの鍛え方―公開から始まる継続的な改善を駆動する方法論 北本朝展(国立情報学研究所准教授)

◎座談会「実践するデジタル・アーカイブ」
司会:岡本真
懇談参加者:上田啓未(合同会社AMANE)/嘉村哲郎(東京藝術大学)/熊谷慎一郎(宮城県図書館)/小村愛美(神戸大学附属図書館)/花田一郎(大日本印刷)

第3部:これからのデジタル・アーカイブ
Europeanaとこれからのデジタル・アーカイブ―創設メンバーが見る過去と未来 杉本豪(オランダ国立公文書館APExプロジェクト・インターオペラビリティ・マネージャー)
デジタル・アーカイブとしての出版コンテンツ 湯浅俊彦(立命館大学文学部日本文学研究学域教授)
将来の電子文書館とその発展方法 戴先明(航空工業文書館情報化責任者)

あとがき 岡本真