アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG、以下弊社)代表の岡本真は総務省の委嘱を受けた地域情報化アドバイザー(http://www.applic.or.jp/ictadviser)として、昨年度から継続して大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータ化の助言をしています。
2018年2月に集中的に助言を行い、2月15日(木)は、会議の後、図書館だけでなく他部署の方々も参加してのオープンデータ研修で「オープンガバメントとしてのオープンデータ-民主主義と知識創造の基盤としての文化機関を拓くということ」と題した講演をしました。
2日目の2月16日(金)は、図書館の職員と、2017年3月2日(木)の公開開始から1年を迎えようとしているオープンデータのいままでを振り返りつつ、来年度以降の事業計画について助言しました。
最終日の2月17日(土)は、「借りるだけではもったいない!『もっと』使える!図書館」シリーズ第4弾「大阪市の図書館のオープンデータって何ですか?」で、「オープンデータとはなにか-オープンガバメントとしてのオープンデータ」と題して講演しました。講義の後、オープンデータの使い方について、市民の方々からかなり活発な意見が出ていました。
大阪市立図書館は、20年間継続されてきた地域資料のデジタル化とオープンデータ化、そして今後のビジョンを示したことを評価されLibrary of the Year 2017優秀賞を受賞しました。2009年に引き続き2回目の受賞になり、これは基礎自治体の図書館では初めての偉業です。
また、3月11日(日)には、Library of the Year 2017で同じく優秀賞を受賞したウィキペディアタウンと大賞の瀬戸内市民図書館もみわ広場から協力をいただき、ウィキペディア関係の2つのイベントを実施します。
Library of the Year 2017優秀賞サミット 見る!やってみる! ウィキペディアタウン
やってみる編「ウィキペディアタウン in 大阪市立中央図書館」(大阪市立図書館)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=joe3mv35d-510#_510
Library of the Year 2017優秀賞サミット 見る!やってみる! ウィキペディアタウン
見る編「大阪ウィキペディアエディタソン」(大阪市立図書館)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jomxbx5nd-510#_510
来年度以降の大阪市立図書館の取り組みにご注目ください。
<関連リンク>
オープンデータについて(大阪市立図書館)
http://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?page_id=1633
地域情報化アドバイザーとして大阪市立図書館によるデジタルアーカイブ画像のオープンデータ等を支援
https://arg-corp.jp/2017/04/04/soumu-10/