足立区立中央図書館の職員向け研修プログラム「展示・書架リニューアルに向けたサービスデザイン会議」の企画・運営を支援

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)は、東京都の足立区立中央図書館の職員向け研修プログラム「展示・書架リニューアルに向けたサービスデザイン会議」の企画・運営を支援しました。本サービスデザイン会議は、将来的な展示・書架リニューアルに向けて、足立区立中央図書館内でサービスデザインのシミュレーションを行い、実際にプロジェクト化するためにどういったことが必要か、アクションプランを考えるところまでを目標に実施しました。

サービスデザイン会議は4回に渡って行われ、初回以外の3回はワークショップ形式で進行しました。

2018年:
・7月13日(金):オリエンテーション、レクチャー「図書館の最前線」「図書館のデザインの実践」
・8月24日(金):ワークショップ#1「館内の行動調査と現状体験の可視化」
・9月28日(金):ワークショップ#2「創造・理想体験の可視化からプロトタイピング」
・10月26日(金):ワークショップ#3「フィードバックの分析とプロジェクト化の検証」

展示や書架のリニューアルをシミュレーションするという課題に、参加者全員が取り組み、利用者に対してよりよいサービスを提供するための新たな可能性や課題を発見できたという感想をいただきました。

この研修会を通じて、職員のみなさんが、建物を新たに建てなくても書架や展示等の空間を変えることができるということ、そして空間を変えていくプロセスに自分たちも主体的に参加できるということを知っていただけたと思います。さらに今後、自主的に動き出すことができるよう願っています。

<関連サイト>
足立区立図書館
https://www.city.adachi.tokyo.jp/chiikibunka/toshokan/