アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG、以下弊社)は宮城県富谷市の「富谷市次世代型図書館づくりに向けた市民参加ワークショップ事業」を受託しています。
2017年1月29日(日)の10:00~12:00に開催された第2回市民参加ワークショップと14:00~16:00に行われた「富谷市の図書館を考えるシンポジウム」の企画と運営を支援しました。ワークショップには19名の参加があり、「誰がどのように図書館を利用するのか」を考えて、ストーリーボードに書き込みました。15歳の中学生から70代まで幅広い年代の参加者が、図書館のあり方について語り合う機会となりました。
「妊娠しているが、引っ越してきたばかりで知り合いも少なくて不安を抱えている。図書館に行って関連している本を手にできたし、友達ができた」「学習スペースを使うために図書館に行ったら富谷市の歴史の本を読み、将来は富谷市で仕事をしても良いと思った」等、図書館の具体的な利用をイメージができるストーリーが集まりました。
シンポジウムでは、瀬戸内市民図書館もみわ広場の嶋田学館長、『つながる図書館 コミュニティの核をめざす試み』(ちくま新書、2014年)、『町の未来をこの手でつくる 紫波町オガールプロジェクト』(幻冬舎、2016年)の著書である猪谷千香さん、宮城大学教授の風見正三先生の講演のあと、弊社代表の岡本真の司会進行で若生裕俊市長も交え、パネルディスカッションが行われ、「次世代型図書館」について語り合いました。シンポジウムには200名近い市民のみなさんにお集まりいただきました。市長から「次世代は単に電子化を進めるということではなく、図書館法をきちんと押さえつつ、さらに新しい価値を持つ図書館づくりを進めていきたい」という言葉がありました。弊社は、本事業を通じて富谷市の次世代型図書館づくりを支援してまいります。
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本日、成田公民館において「富谷市の図書館を考えるシンポジウム」が午後2時より開催いたします。
富谷市次世代型図書館づくりに向けた市民参加ワークショップ事業公募型プロポーザルにて選定
https://arg-corp.jp/2016/12/12/tomiya/