第20回図書館総合展で大阪市立図書館のオープンデータを用いたグッズを販売

アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG、以下弊社)は、ブース出展する第20回図書館総合展で大阪市立図書館のオープンデータを用いたグッズを販売します。グッズは大阪市立図書館デジタルアーカイブ(http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/)でオープンデータとして公開されている「万綿類仕入所」(通称、ちゃりんこ兄弟)を用いたもので、缶バッチ、クリアファイル、ステッカーのセットとなり、限定100点を1セット1000円(税込み)で販売します。

この取り組みは文化資源のオープンデータの経済的価値の実証を目指すもので、販売終了後、制作費用、売上、利益等の情報を公開します。なお、利益は、今秋、開館10周年を迎えた大阪産業労働資料館(エル・ライブラリー)(http://shaunkyo.jp/)へ寄付します。

弊社代表の岡本真は総務省の委嘱を受けた地域情報化アドバイザー(http://www.applic.or.jp/ictadviser)として、2016年度と2017年度に大阪市立図書館デジタルアーカイブのオープンデータ化の助言をしています。その助言の中で、オープンデータ化されたデジタルアーカイのビジネス利用による経済的価値の創造についてもふれています。実際、大阪市に本社を置くハチ食品株式会社の販売している「大阪港カレー」のパッケージに大阪市立図書館のデジタルアーカイブのオープンデータ画像「(大阪)貨船客船輻輳せる川口の盛観」が活用される等、事例も出てきています。

昨年2017年度には、大阪市立図書館が、20年間継続されてきた地域資料のデジタル化とオープンデータ化、そして今後のビジョンを示したことを評価されLibrary of the Year 2017優秀賞を受賞する等、図書館におけるデジタル化とオープンデータ化のモデルとなっています。

図書館が所蔵するデジタルアーカイブのオープンデータがもたらす経済的価値の実証のため、ぜひご購入ください。

第20回図書館総合展にARGブース「ARGパーク2018~新しい公共をつくる広場~」を出展
https://arg-corp.jp/2018/10/02/libraryfair-43/

<関連サイト>
万綿類仕入所(大阪市立図書館)
http://image.oml.city.osaka.lg.jp/archive/detail.do?id=7443
レトルトカレーのパッケージにオープンデータを活用(大阪市立図書館)
https://www.oml.city.osaka.lg.jp/index.php?key=jo4dffcpj-9509
<関連リンク>
大阪市立図書館のデジタルアーカイブのオープンデータ化への取り組みを継続支援
https://arg-corp.jp/2018/02/21/soumu-12/
地域情報化アドバイザーとして大阪市立図書館によるデジタルアーカイブ画像のオープンデータ等を支援
https://arg-corp.jp/2017/04/04/soumu-10/
ソニーのウェブマガジン「B」に弊社代表岡本真のインタビュー「デジタルアーカイブが拡げる未来の裾野」が掲載
https://arg-corp.jp/2018/08/11/media-29/