2019年5月17日(金)、教育再生実行会議が「技術の進展に応じた教育の革新、新時代に対応した高等学校改革について(第十一次提言)」を公開しました。
・教育再生実行会議 – 提言
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/kyouikusaisei/teigen.html
「1.技術の進展に応じた教育の革新」と「2.新時代に対応した高等学校改革」からなる今回の提言のうち、「1.技術の進展に応じた教育の革新」では9項目にわかれて提言がなされていますが、「(8)生涯を通じた学びの機会の整備の推進」の項目で以下のように図書館の機能と役割が述べられています。
国は、高齢者や障害者、外国人、へき地居住者等が図書館の利用に当たって直面する様々な困難の解決に資するよう、先端技術を活用した点字・視聴覚資料、外国語資料、電子書籍等の図書館における活用事例について調査を行い、周知を図る。
国は、時代の変化に即した多様な学びによる学習者自身の成長と、学びを契機とした地域社会の発展が全国各地でもたらされるよう、例えば、地域のデジタルアーカイブの整備とその活用により、住民の地域理解の増進やコミュニティの活性化につながるなど、図書館・公民館・博物館などの社会教育施設等における先端技術の活用により学びを深めている事例や、学びの成果を活用している先進的な事例、ICT等を活用した学校・家庭・地域の連携・協働に関する先進的な事例を収集し、周知を図る。
アカデミック・リソース・ガイド株式会社(ARG)の代表の岡本真は2月26日(火)に開催された教育再生実行会議の技術革新ワーキング・グループで有識者ヒアリング対象者として発表を行っており、その際の提言事項の一部は反映されているようです。発表内容を汲み取ってくださった関係者の方々に心から感謝申し上げます。
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・教育再生実行会議で代表の岡本が発表
https://arg-corp.jp/2019/03/05/monkasyo/